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本陣会話集 〜ムサシ・バリュウ・アレフ〜


ムサシ:(全?話)(現在5話)
安心めされよ!
どのようなモノノケだろうと
拙者のこの刀で すべて切り捨てる!

拙者は 物心ついた時より
剣の道のみを 歩んできた

他の者とはちがい
聞いて 面白い話など
逆立ちしても できぬ・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

ただ 剣の道についてのことなら
少しは 話せるかもしれぬ

それでよければ
機会を見て ここに来てくだされ

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剣の道とは・・・・・・

すなわち
『・・・・・・歩むことなり』

どれほど遠い 道のりでも
一歩一歩 進んでいけば
やがては 行き着くものなり

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剣の道とは・・・・・・

すなわち
『・・・・・・眠ることなり』

意識を閉ざし 夢の世界に遊ぶ
そこにこそ
真実が見えるものなり

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剣の道とは・・・・・・

すなわち
『・・・・・・恐れることなり』

相手のすべてを恐れ
自分の無力を知る
そこから 生まれるものも あるなり

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剣の道とは・・・・・・

すなわち
『・・・・・・遊ぶことなり』

童心に帰り ただ遊ぶ
そこには なんの計算もない
それこそ まさしく剣の道なり

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バリュウ:(全?話)(現在7話)
ボクも強くなったでしょ?
これからも がんばるからね!

これはね
ボクが おばあちゃんから
聞いた 古いお話なんだ

昔々 神様の時代
神様は 世の中の平和を守るため
一匹の 竜を生み出したんだ

これが ボクたち神竜の
ご先祖さまってわけなんだ

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その最初の神竜が
どうして 生まれたのか・・・・・・

それはね
黒き竜と 戦うためなんだ

黒き竜は ものすごく強くて
たくさんの兵隊たちが
倒されていったんだよ

黒き竜を 倒すには
それと同じくらい 強い
もう一匹の竜が必要だ・・・・・・

神様たちは そう考えたんだね

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そこで 神様たちは
黒き竜に 対抗するため
白い竜を生み出した

そう それが
ボクたちのご先祖様なんだ
だけど・・・・・・

神様たちが 考えていたほど
白き竜は 強くなかったんだ

どうしてかというと
白き竜は『心』を持っていたから

黒き竜が強いのは
『心』を持たないから・・・・・・

それって 当たり前の話だよな?

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『心』を持たない
黒き竜は あらゆるものを
壊して 殺して・・・・・・

だから 神様たちは
白き竜は そうならないように
『心』を与えた

でも『心』を持った白き竜は
『優しさ』も持ったんだ

『優しさ』があるかぎり
完全に強くは なれない・・・・・・

だけど 白き竜は
それでも 黒き竜相手に
必死に 戦ったんだ

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白き竜は 黒き竜と
必死に 戦った・・・・・・

それはね 白き竜には
『心』があったから

自分が 戦わないと
たくさんの命が 失われる・・・・・・

白き竜は そのことが
よくわかっていた
『心』で 感じていたんだ

だけど 白き竜は
黒き竜ほど 強くなかった

黒き竜の力の前に
白き竜は 殺されそうになったんだ

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だけど そこで奇跡が起こったんだ

自分の命を 捨ててまで
黒き竜と戦う 白き竜の姿・・・・・・

それまでは 黒き竜を恐れるばかりの
神様たちが 武器を手にして
黒き竜と 戦った

白き竜と 神様たちが力を合わせて
戦ったおかげで
黒き竜も ようやく封印されたんだ

そうして 戦いは終わったけど・・・・・・

白き竜は ひどく傷ついていて
もう戦うことは
できなくなっていたんだ・・・・・・

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神様たちは
白き竜のために
ドラゴニアを作ったんだ

ドラゴニアで暮らすようになった
白き竜は 戦う力はなかったけど
多くの子孫を残したんだ

それが 僕たち
神竜一族になったんだ

神様たちは 自分たちが滅んだ後も
世界を守っていけるように
神竜に 使命を託した

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アレフ:全6話
黒き竜を倒すため
力を合わせて がんばりましょう
それこそが 私たちの使命です

もしも よろしければ
私の話も 聞いてください

私の種族は フォックスリング
元々は バストークの西にある
小さな森で 暮らしていました

私たちの種族で 魔法を使える者は
あまりいません

父も母も そうでした
ところが なぜか私は生まれた時から
魔力が備わっていたのです

幼い私は そのことが
自慢で しかたありませんでした

父と母は 私の才能を伸ばすため
マリアナの魔法学校に
入れてくれました

子供で なにも知らない私は
ただ嬉しくて
マリアナの門を 叩きました

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これは
本当に恥ずかしいのですが・・・・・・

世間知らずだった私は
自分のことを 魔法の天才だと
思っていたんです・・・・・・

ところが マリアナに行って
本当に驚きました

私より ずっと
強大な魔力の持ち主
そして・・・・・・

魔法の知識に関しても
くらべものにならない
優れた魔道士ばかりでした

・・・・・・少し変わった方が
多かったのですが

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世界でいちばん
魔法が上手・・・・・・

子供だった私は 本気で
そんなことを思っていましたから
マリアナに行って 本当に驚きました

自分より 優れた魔道士を見て
すっかり すねてしまいました

勉強しても あんなに
すごい魔道士には なれない

子供だったから
そんなふうに
考えてしまったんですね

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いわば『ぐれて』しまった私は
魔法の勉強も しなくなりました

マリアナ名物の・・・・・・
あの 変わり者の住人たちと
ただ ぼーっとした時間を過ごして

そんなダメな私に
温かな声をかけてくれたのは
オトラント様でした

『魔道士とはなにか?』
それを 子供の私に
やさしく 教えてくれました

『魔法の力というのは
大自然に 秘められた不思議な力

空と大地と海が・・・・・・
そこに生きる者たちのため
分け与えてくれる力・・・・・・

魔法の才能を持つ者は
この世界と 世界に生きる人々のため
その力を 使わなくてはならない

魔道士になるということは
自然と人を 愛することから
始めなければならない・・・・・・』

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オトラント様のお言葉で
私は目が覚めました

心を入れ替え 魔法のことを
一から勉強し直しました

時間は あっという間に
過ぎていきました

マリアナで10年学んだ頃
オトラント様に
こう言われました

『そろそろ プロンプトに行って
学んでみては どうだね?』

さらに高度な魔法を 学ぶため
私は プロンプトに
行くことにしました

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プロンプトで
古代魔法書の研究を していた時
トーラス様と出会いました

そして 神々の時代のこと
黒き竜復活の可能性があること
いろいろなことを 聞きました

そこで 私は悟ったのです
私のこの力は きっと
黒き竜との戦いのためにある

そう思った私は プロンプトに住み
魔法の修行を
続けることに決めました

やはり あの時の感覚に
まちがいは なかったようです

黒き竜との戦い・・・・・・
こんな私に どこまで役立つか
わかりませんが・・・・・・

与えられた力を信じて
私は 最後まで戦い抜くつもりです

・・・・・・ともに
がんばりましょうね

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---会話終了後---

もう お話しできることは
なにもないんですけど・・・・・・

よろしかったら
また 最初から
聞いていただけます?

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