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本陣会話集 〜ラグ・ロウ・キョウカQ〜 | ||||||
ラグ:(全?話)(現在13話) 俺がいれば 恐いモノなしだ この先も ずーっと 最前線で 戦わせてくれよな 俺がガーディアナの 戦士団出身だってことは あんたも 知ってるよな? でも 不思議じゃないか? 『戦士団』なんて言ってるのに 俺 ひとりしかいないだろ? それは どうしてかというと・・・・・・ --- そうだ! せっかくなかまになったんだ 俺のカッコいいカードをやるぜ (マックスは 『ラグのカード』を 手に入れた!) --- ゴートさんが現役だった頃 つまり 俺が戦士団に入る そのずっと前のことだ ガーディアナ戦士団は 108人のドワーフ戦士がいたんだ 最強の戦士たちの集まりで その武名は 遠くの国まで 知れ渡っていたのさ だけど それがある日・・・・・・ --- ガーディアナ戦士団に 国王から 命令が下された 海賊退治をしろってね その海賊どもは リンドリンドの沖に 毎日のように 姿を見せて 商船を 次々と襲っていった 大事な品物が 港に届かなくなって リンドリンドだけじゃなく ガーディアナも大弱りさ --- 戦士団のドワーフたちは 船に乗って リンドリンドを出た 団長は 若い頃のゴートさんだ 何日も何日も 船に揺られて 海賊を 探し回った そして とうとう海賊を見つけた! --- ドワーフは大地の民だから 海の上は やっぱり苦手だ だけど 戦士団は勇敢に戦った 海賊の船に こちらの船をぶつけて えいや! って乗り移った 海賊たちも 強かったけど・・・・・・ ゴートさんたちは もっと強い たちまち海賊たちを やっつけた ところが・・・・・・ --- ガーディアナ戦士団は 海賊たちの船を 見つけて 勇敢に 戦った そして とうとう 海賊たちを やっつけたんだけど・・・・・・ その時 海が割れたんだ 海の帝王 白い悪魔 ジャイアントクラーケンが 襲ってきたんだ --- ジャイアントクラーケンは その名の通り でかいイカの怪物だ いやいや 普通のでかさじゃない 口の大きさだけでも 軍の使う船より でかくて その足の長さときたら ルーン大陸の半分ほどもある そんな怪物が現れたから 戦士団の船も 海賊の船も どちらも あっという間に沈没さ --- ジャイアントクラーケンに 襲われたものの ゴートさんや 何人かの戦士は 港にたどり着いた だけど 108人いた戦士団が 生き残ったのは 10人足らず・・・・・・ その責任をとって ゴートさんは 戦士団長をやめた もう ずいぶん前のことさ --- ゴートさんがやめた後も 戦士団は 残ったけど・・・・・・ 騎士団の連中に 嫌がらせされたりで みんな 次々とやめていって・・・・・・ 結局 誰も残らなかった --- それで これは 俺の 子供時代の話なんだけど・・・・・・ 海岸で 小さなビンを拾ったんだ 中には 手紙が入っていた 『俺たちは 今 南の島にいる』 その手紙は そんな書き出しだった --- 俺が拾った小ビン その中に入ってた 手紙は 戦士団のみんなからの ものだった ジャイアントクラーケンに襲われて ゴートさんたち10人以外は 死んだと思われてたけど 南の島に流されて みんな 無事に生きてたんだ --- 俺は ゴートさんや 昔 戦士団だった人たちに その手紙を見せた だけど・・・・・・ 俺がまだ 子供だったせいかな 信用してもらえなかった 誰かの イタズラだ 大人たちは みんなそう言った だけど 俺は本物だと思った --- 手紙の最後には こう書いてあったんだ 『ガーディアナ戦士団は 永遠に不滅! いつか 俺たちは祖国に帰る!』 だから 俺は決めたんだ --- |
ロウ:(全?話)(現在12話) みんなが 安心して戦えるのは この俺が ついているからだぞ そこんとこ大事だから 忘れるなよ うー 腹へったぁ〜 オオコウモリの姿焼きが はげしく食べた〜い それが無理なら オオコウモリの唐揚げでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- マックス! ・・・・・・へへへ いいモノやるよ 大事にしろよ (マックスは 『ロウのカード』を 手に入れた!) --- うー 腹へったぁ〜 アルタローン名物ステーキが はげしく食べた〜い それが無理なら マリアナの魔法ぞうすいでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 はやてのチキンのチキンカレーが はげしく食べた〜い それが無理なら いだてんピーマン包み焼きでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 ストームローパーの酒蒸しが はげしく食べた〜い それが無理なら ミサイルシェルのマリネでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 バストーク牛のソテーが はげしく食べた〜い それが無理なら バストーク牛のカツレツでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 ワーラルスイカのパフェが はげしく食べた〜い それが無理なら ワーラルイチゴのサンデーでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 パオパブミルクチョコが はげしく食べた〜い それが無理なら パオパブヨーグルトでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 バストークサラダ山菜づくしが はげしく食べた〜い それが無理なら バストーク木の実サラダでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 固焼きシェードせんべいが はげしく食べた〜い それが無理なら シェードモナカでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 大王イカのイカスミパスタが はげしく食べた〜い それが無理なら 大王イカのシーフードピザでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 ケルベロスのスタミナドンブリが はげしく食べた〜い それが無理なら ケルベロスチャーハンでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- うー 腹へったぁ〜 ワーラル海鮮ドンブリが はげしく食べた〜い それが無理なら ワーラルクラブサンドでもいい〜 あ〜 腹へったぁ〜 --- |
キョウカQ:(全10話) 私はカードの芸術家 多彩な戦法で あなたの お役に立ってあげましょう こうして ともに 旅をすることになったのも なにかの縁・・・・・・ せっかくですから あの『カード』について・・・・・・ 少しお話でも しましょうか そもそも どうして あの不思議な『カード』が 生まれたのか・・・・・・ そこからですね 話をするなら --- 昔々・・・・・・ この世界のあるところに ある男がいました 魔道士・・・・・・ いえ あなた相手なら はっきり言ったほうが いいですね ある分野を研究していた とても 優秀な科学者です すべては その男から 始まったのです・・・・・・ --- その男は 元々 映像と光の研究をしていました 人や風景の姿を ある手段を用いて 記録すること・・・・・・ その方法の研究です どうして 彼がその研究に 夢中になったのか・・・・・・ それには 理由があったのです 彼には 愛する娘がいました 妻を失った男には 唯一の 肉親です その娘が 男に研究を 始めさせた原因だったのです・・・・・・ --- 男の娘は とても美しい少女でした しかし・・・・・・ 決して 治らない 恐ろしい病気にかかり もう半年の命 そう言われていました 娘の命が 助からないのだとしたら せめて その美しい姿を 永遠に 残しておきたい 男は そう考え 人の姿を 映像として残す方法を 研究し始めたのです --- 男は 夜も眠らず 研究を 続けました 有名な魔道士たちに会い 光の魔法 魂の魔法に関する 研究を進めました 男は寝ずに 研究を続けましたが はかばかしい成果は 挙がりません しかし 男の前に 年老いた男が 現れ ある助言をしたそうです その助言の中身も また 老人の正体も いっさい わかっていません 一説によれば その老人は 悪魔だったのではないか・・・・・・ そう言われています --- その結果 男は なんとか 研究を 完成させました 娘が亡くなる 三日前のことです 死期が近いというのに 娘は あいかわらず美しく 宝石のように 輝いていました 男が作り出したのは 小さな『カード』でした その『カード』をかざすと その前にある人や 風景を 写しとることが できるのです --- 男は完成した『カード』を使い 娘の姿を 写しとりました 小さな『カード』に再現された 男の娘は まるで 生きているようでした いえ 生きているよう・・・・・・どころか 『カード』の中の娘は 本当に 生きていたのです --- 男が作った『カード』には 写しとった者の 姿形だけでなく・・・・・・ その者の 心の底に眠る 不思議な『力』までも 記録することが できたのです 『カード』の中の娘は その『優しさ』で 父親を なぐさめました 娘が死んだ後も 男は その『カード』とともに 幸福な人生を送ったのです --- やがて年月が過ぎ 男も老いて 死んでいきました せっかく作った『カード』ですが 男は 娘の姿を写しとったのみで たった1枚しか 使いませんでした 『空白のカード』は100枚近くあり それは 男の死後 様々な人の手に 渡りました しかし・・・・・・ その『カード』が秘めた力は 誰にも わかりません 長い年月の果て 『カード』の行方すら わからなくなったのです・・・・・・ --- このワタクシが その『カード』を見つけ 秘められた力を 知ったのです はい? なぜ 『カード』の力のことを 知ったのか・・・・・・ 申し訳ないですが それについては 一切 お話しできません 今 問題なのは あなたが この不思議なカードの力を 使い なにができるか・・・・・・ ということなのです --- ---会話終了後--- ・・・・・・おしまい これで カードをめぐるお話は すべて 終わりでございますよ もっとも あなたが望むなら また話を 繰り返すことも 可能ではありますが・・・・・・ |
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