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最重要場面(つまりは話の中枢のネタバレ部分)


7章 古の塔のてっぺんでダークソルと交わされる会話

ダークソル:ふん!
ようやく来たか マックス!

よく聞くがいい!
古の塔は すでに動き始めた
大いなる力が 集まりつつあるのだ

記憶を失ったおまえには
言っても わからぬことだろうが・・・・・・

この大地の はるか高くには
人工の星が浮かび そこから
常に 目に見えぬ力が送られている

このルーン大陸に起こる
すべての魔法の源の力

それが今 古の塔に集まり
そして 古の城 奥深くに眠る
黒き竜へと 送られているのだ

ナーシャ:マックス!
どうして ひとりでここまで?!

マックス:すまない
だけど 君こそ・・・・・・

ナーシャ:ごめんなさい
けれど あのダークソルだけは・・・・・・

あの男さえ いなければ
お父様も お優しい王でいたはず・・・・・・
ダークソル すべてはあの男が・・・・・・

あの男だけは 許せないのです!

ダークソル:はははは!
ルーンファウストの姫様まで
来ていただけるとは・・・・・・

嬉しいですな 光栄ですぞ
そこで 見物されるがいい!

黒き竜の目覚めは 近い
神々の遺産が とうとう
動き始めるぞ!

ダークソル:大いなる闇の力が
古代より残された力が
今こそ 私のものに・・・・・・ん?

ダークソル:なんとしたことだ!

ダークソル:キサマ・・・・・・カイン!

マックス:兄さん!

カイン:ダークソル!
おまえの・・・・・・野望は・・・・・・
これで・・・・・・

ダークソル:ふん!
ずいぶんと顔色が悪いな・・・・・・
無理をするな・・・・・・

立っているのもやっと・・・・・・だろう?
今 楽にしてやろう

カイン:うぉぉぉっ!

ダークソル:
ゆっくり休むがいい
永遠の休息だ

カイン・・・・・・
おまえが ずっと求めていたものだ

マックス:ダークソル!
キサマ 兄さんを・・・・・・
許さないぞ!

ダークソル:そう吠えるな
もう 手遅れだ

命を削り ここまで来たことは
ほめてやろう カインよ
だが 少し遅かった

欲を言えば きりがないが・・・・・・
黒き竜復活に 最低限必要な力は
もう集めてしまったよ

決して止められぬ力が
すでに 動き始めたのだ・・・・・・

(ダークソル退場)

カイン:マックス
よく聞くんだ

俺はもう・・・・・・だめだ

マックス:
なんてことを言うんだ
今からでも 手当をすれば・・・・・・

カイン:自分の身体のことは・・・・・・
自分が いちばんわかる

このスーツの機能を使って
ここまで瞬間転移してきたが・・・・・・
予想していたより 負担が大きいな

少しばかり・・・・・・無理をしすぎた
おまえには・・・・・・

これだけは 話しておかねばならない
よく 聞いてくれ

(古代回想場面)

?:2人とも 準備はできましたか?

カイン:はい 母さん

マックス:僕も大丈夫です

?:それでは 今から
冷凍睡眠装置を 作動させます

(やや間)

カイン:どうしたのですか?
装置が動かないようですが?

マックス:
母さん どうしたの?
・・・・・・まさか 故障?

?:・・・・・・ちがいます
ごめんなさい

あなたたちの方が
よほど つらいでしょうに・・・・・・
それなのに・・・・・・

カイン:僕たちなら平気です
幼い頃から この日のために
厳しい訓練に 耐えてきたのです

マックス:
兄さんの言う通りだよ
僕たちは未来に 行く

未来のこの星を 守るために

?:ありがとう・・・・・・
カイン マックス

ダークドラゴンを作ったのは
我々の世代の罪なのに・・・・・・

それを あなたたちが
清算しなければならない・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

これで 永遠の別れです
でも 私はあなたたちのことを
ずっと 見守っています

兄弟2人 力を合わせて
未来に生きる人々の命
必ず 守るのですよ

カイン:はい・・・・・・
全力で がんばります

マックス:はい
・・・・・・さようなら 母さん

(回想終了)

マックス:・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

僕たち兄弟は・・・・・・
未来に送られた 希望・・・・・・

ナーシャ:どうしたの?
まさか あなた 記憶を・・・・・・?

カイン:・・・・・・マックス!

マックス:・・・・・・
思い出した
思い出したよ 兄さん

僕たちの使命・・・・・・
力を合わせて 黒き竜を封印する

自分たちが生み出した
新しい種族を 恐れ・・・・・・

彼らを 滅ぼすために
黒き竜を 作り上げ・・・・・・
世界に破滅の種をまいた

みんな 人間がしたことだ・・・・・・
その罪をつぐなうため
眠りについたのが 僕たちだ・・・・・・

カイン:思い出したか?
思い出したのか マックス?

マックス:うん
すべてを 思い出した・・・・・・

カイン:よかった・・・・・・
はは 少しばかり
無理をした甲斐があったな・・・・・・

マックス
おまえに この剣を託す

マックスは
『あんこくのつるぎ』を
手に入れた!

カイン:その剣と おまえの剣
それを合わせれば・・・・・・

ダークドラゴンを・・・・・・
倒すための・・・・・・

マックス:兄さん
もう喋っちゃだめだ

カイン:メタファーに行け
そこで すべての謎が解ける

アダムタイプが 何体か
まだ残っているだろう・・・・・・
おまえを助けて・・・・・・

(カイン消滅)

マックス:兄さん!

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

(塔崩壊の前触れ)

トーラス:マックス様!
この塔は もうすぐ崩れます!

アレフを始め 他の者たちも
すでに 脱出しています

ナーシャ:わかりました
マックス
私たちも 早く・・・・・・

マックス:
・・・・・・・・・・・・!

ナーシャ:え? どうしたの?
どうしたのですか?

マックス:
・・・・・・・・・・・・!

ナーシャ:そんな まさか・・・・・・

トーラス:む?
マックス様のご様子・・・・・・
もしや 声を失われたのでは・・・・・・

ナーシャ:そうなのですか?
マックス?

そ そんな・・・・・・
お兄さまを 亡くされて
その悲しみが・・・・・・

トーラス:お2人とも
急ぎませんと・・・・・・

ナーシャ:わかりました
ここは とにかく逃げるのです
さぁ マックス!

マックス:・・・・・・・・・・・・

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メタファーにてアダムとの会話

アダム:
お久しぶりです マスター

マックス:・・・・・・・・・・・・

アダム:
・・・・・・声を失われているのですか?
そうですか・・・・・・

マックス:・・・・・・・・・・・・

アダム:まずは 記憶の泉に行き
『かがやきのたま』を 使うのです

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記憶の泉

マックスの持つ
『かがやきのたま』が
静かに光を帯びた!

泉の精霊:・・・・・・マックス
よくぞ 無事にここまで・・・・・・

マックス:・・・・・・・・・・・・

泉の精霊:わかっています
あなたが 声を失ったことは
私も 知っています

ここで すべて見ていました
カインのことも 知っています

マックス:・・・・・・・・・・・・

泉の精霊:あなたにもカインにも
とても つらい思いを させましたね
本当にごめんなさい・・・・・・

もう時間がありません
黒き竜封印に 必要な武器を
渡しましょう

アダムが 導いてくれるでしょう

(精霊退場)

(アダムに話し掛ける)

アダム:私はアダム
お久しぶりですね
マックス様

一刻も早く
あなたのお手伝いを したかった
しかし・・・・・・

私には このメタファーを
守る使命があったのです

マックス様
思い出してください
あの悲しみの時を・・・・・・

(回想)

アダム:あなたとカイン様は
黒き竜封印のために
選ばれた戦士だった・・・・・・

深い眠りにつき はるかなる時を越え
このメタファーで 目覚めた

私たちアダムタイプの
機械兵100体を 引き連れ
戦いに臨むはずでした

ところが そこに現れたのが
あのダークソルだった・・・・・・

ダークソル:覚悟しろ!
黒き竜の封印など させてなるものか!

黒き竜は目覚める
そして この私とともに
この世界を 焼き尽くすのだ

・・・・・・デーモンブレス!

アダム:
ダークソルのデーモンブレスが
機械兵を 焼き尽くしました

カイン:マックス!
ここは 俺が食い止める
おまえは 逃げろ!

アダム:カイン様のおかげで
マックス様だけは
逃げのびることが できました

しかし・・・・・・・・・・・・

長い眠りの間に失われた
記憶を とり戻す処置は間に合わず
あなたは 海に投げ出され・・・・・・

この私は なんとか
身を隠すことができました
しかし・・・・・・

カイン様 そして私たちのリーダー
ケイオスは ダークソルに捕まり
悪の心を 植えつけられたのです

100体いた機械兵も
今や 残ったのは私だけ・・・・・・

私も あなたとともに戦います!

アダムが 仲間になった!

アダム:黒き竜封印に必要な
『カオスブレイカー』

それを 生み出すための装置が
この奥にあります
さぁ 行きましょう

(装置のある場所へ進みだすが、ケイオスに阻まれる)

ケイオス:だーくそる様ノ命令ダ
オマエタチヲ 抹殺スル
覚悟スルガ イイ!

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8章 ルーンファウスト城入場時のダークソルとの会話

ダークソル:ふん
遅かったな マックス

マックス:・・・・・・・・・・・・

ダークソル:そうか
おまえが 声を失ったというのは
本当の話だったのか

かわいそうに・・・・・・

マックス:・・・・・・!

ダークソル:いや 嘘ではない
私とおまえ そしてカインは
この世界で たった3人の・・・・・・

仲間だからな

マックス:・・・・・・!?

ダークソル:君とカインは
黒き竜封印の使命を 帯びて
時間を超え この世界に来た

だが そうした行動・・・・・・
過去から来たのが
君たちだけではない・・・・・・としたら?

マックス:・・・・・・・・・・・・

ダークソル:そうだ その通りだ
過去から来た人間は 3人いた
この私が そのひとりだ

考えてみるがいい

おまえたちが 目覚めた時
そうして すぐに
私が襲撃できたのか?

同じ場所に 眠っていたから・・・・・・
そう考えるのが 自然ではないかね?

マックス:・・・・・・!

ダークソル:もっとも 私が未来へ
生き延びようとしたのは
別の理由があってのことだがね

マックスよ
カインが死んだ 今となっては
過去から来たのは 私とおまえだけだ

私は おまえに同情する

黒き竜を封印したところで
おまえに なにが与えられる?

戦いが 終わってしまえば
この世界に おまえの居場所はない
誰も おまえを必要としない

ダークソル:どうかね?
それよりは 私とともに
この世界の王と ならないか?

マックス:・・・・・・?

ダークソル:ははははは
君たちは 勘違いしている

黒き竜を 目覚めさせても
私は 世界の破滅など望まない

私は・・・・・・私だけは
黒き竜を 完全に操ることができる

黒き竜の力を持って
この世界を支配する
それが 私の望みだ

おまえも 私の仲間となれ
『カオスブレイカー』・・・・・・
その物騒な剣は 捨ててしまうのだ

(フラフラとダークソルに近づくマックス)

ダークソル:そうだ
この世界の すべては
私とおまえのものだ

我々の苦しみも知らず
この世界で ぬくぬくと生きる者に
絶望と苦しみを 与えるのだ

さあ 来るのだ
マックス!

(ダークソルに雷が降らされる)

ダークソル:ぐぉぉぉぉぉっ
誰だ?
この私に こんなことを・・・・・・

どこかから 不思議な声が聞こえた

『心を奪われるのは
俺だけで たくさんだ』

『マックスよ!
まどわされるな!』

ダークソル:
お おまえは 死んだはずだぞ!

(再び雷がダークソルに降らされる)

ダークソル:ぐぉぉぉぉぉ

ふたたび 声が・・・・・・
カインの声が マックスに
聞こえた

『これが最後だ マックス
俺が助けてやれることは もうない
・・・・・・さらばだ』

ダークソル:ふん
唯一の生き延びる道を
兄によって 奪われたな

わかった
愚か者は 死ぬがいい

どうしても 私を止めたければ
この奥で待つ 私のしもべと戦え
私は 古の城で待っているぞ

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